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人生で後悔しないために知っておきたい歯のこと
「後悔」とは過去のことを振り返ってするものですが、過去の事実は変えられません。
では何なら変えられるかというと、事実(過去)に対する解釈か、未来かのどちらかです。
未来を変えるには現在の行動を変えないといけないのですが、
では「どう今の行動を変えたら未来の自分が後悔せずに済むか」はどうすれば分かるでしょうか。
「未来の自分」は観測出来ないので、「自分より先に生きている他人」が一番のモデルになります。
もちろん、他人と同じ人生を歩むわけでは無いですが、10年後大抵の人が後悔することは、10年前に大抵の人が気を付けられなかったこと(自分は気を付けなくても良いと思い込んでいること、自分は十分気を付けていると思いこんでいること)です。
つまり、多くの人が後から後悔する事(を知る)ほど、先に注意しておいて損は無い(損する可能性が低くなる)のです。
そこで、『プレジデント』という雑誌の記事を紹介します。
「人生の後悔」という特集を2012年から、新しいものですと2020年の3月号でも取り上げられています。
2012年の記事から最新のものまで、健康面で皆さんが後悔されるのは「歯」のことです。
何故「歯」なのかというと「取り返しがつかない」ことが多いからだと思います。
しかも2012年号では60歳、70歳代の方の後悔だったものが、
2018年号では60歳以上が40代のうちから気を付けたい1位に、
最新の2020年号では40~50代の1位、20~30代の後悔にも3位とだんだん若い年齢の方へ「歯の後悔」がうつってきています。
60~70歳代の方は後20年早ければ…と思っていますが、
実際は40歳代の人も既に後悔しており、20歳代の人まで歯のことを後悔し始めているのです。
つまり「成人してから歯のことを考えても後悔が出来てしまう可能性がある」ということであり、それに手をうつには、同じ後悔をしないためには、未成年(子供)のときから歯を大切にすることが重要であり、より子供が小さい頃から気を付けるには保護者の方の気を付け方が重要ということになります。
「マイナス1歳から始める予防歯科」という言葉がありますが、お子さまが生まれる前からお母さん(含め周りの家族)が歯を大切にすることは早すぎるなんてことはありません。
結果的に巡り巡って、そのお子さんの人生の後悔を減らすことが出来ることに繋がるということなのです。
では、子供のときから、マイナス1歳から予防を始めていないと意味が無いかというと、そうではありません。
しっかりと歯科にかかり始めたのがいつであっても、その先の未来の後悔は減らせる方向に向かえるからです。
もちろん早いに越したことは無いですが、遅いからと諦めることもありません。
「今」から始める歯科通院が、「これから」続ける歯科通院が、皆さんの人生の後悔を少しでも減らせるようお手伝いさせていただきます。
(参考:プレジデント2012.11.12号、2018.1.1号、2020.3.6号)