と生まれてくる
のために
1』から
はじめる虫歯予防

妊娠中はお母さんの歯周病予防が重要です。
お腹のお子さんのむし歯予防も妊娠中から始まります。

お子さまののために

お子さまの健康なお口づくりのために

母親にむし歯がある(むし歯菌が多い)と、産まれてくるお子さまに感染する可能性が高くなります 。そして子どもの頃に虫歯になってしまうと、将来大人になっても虫歯にかかりやすいお口になってしまいます。妊娠中のお母さまのお口の中の状態や生活習慣は生まれてくる赤ちゃんに影響を及ぼしますが、妊娠中に必要な対策を行うことで、生まれる前から生まれたあとのお子さまの虫歯予防が可能になるのです(仲井雪絵(2011)『「マイナス1歳」からはじめるむし歯予防』株式会社オーラルケア.)。

妊娠中から治療や予防をすることでお子様に虫歯菌をうつさないよう、一緒に取り組んでいきましょう。
また、妊娠中の歯周病は早産・低体重児出産のリスクが7倍にもなるといわれ、これはタバコやアルコール、高齢出産よりも遙かに高い数値です。(NPO法人日本臨床歯周病学会HPより)
お母さんご自身の健康はもちろん、お子さまの健康も守るために、妊婦中に一度は歯科医院に受診しましょう。

妊娠中に発症しやすい
お口の病気

妊娠性歯肉炎

妊娠初期はホルモンバランスの変化に伴い、歯茎に出血や腫れが見られることがよくあります。一般的な歯肉炎のように、特に痛みがなく気付きにくいことから、知らない間に症状が進行してしまいやすいといった特徴があります。

妊娠性エプーリス

妊娠中にホルモンが増加することで、大きく歯茎が腫れてしまうことがあります。 良性なものがほとんどで出産後に自然となくなりますが、気になる場合はお気軽にご相談ください。

虫歯・歯周病

妊娠中はつわりの影響でなかなか歯みがきができなかったり、嘔吐による胃酸で歯の表面が弱くなり汚れが付着しやすくなったりと、虫歯や歯周病になるリスクが通常よりも高くなります。

妊娠中の最適な
治療時期

妊娠初期

つわりなどで
体調が不安定

妊娠中期

安定期で
最適な治療時期

妊娠後期

お腹が大きくなり
チェアに座りづらい

出産後

子育てに忙しく
時間が取れない

妊娠中は、ご自身のためだけでなく生まれてくるお子さまのためにも歯科検診を受けていただきたいです。タイミングとしては安定期と呼ばれる『妊娠中期』が虫歯や歯周病の治療、お口の中のケアに適しています。
妊娠後期はお腹が大きくなり、診療チェアに寝ることが辛く難しい方もいらっしゃいます。また出産後は子育てで時間が取れず、なかなか治療に行けない方もいます。
歯の痛みや腫れなどの症状が特になくても、安定期に入られたら通院が難しくなることを考え、ぜひ山中歯科医院へご来院ください。

受診時のお願い

受診時のお願い

来院時には母子手帳のご提示をお願いしております。
お悩み・お困りごとはもちろん、産婦人科医から注意を受けていることがあれば些細なことでも必ずお伝えください。
またできる限りの配慮はしておりますが、もし診療中に体調やご気分が悪くなった場合は、無理をせずお近くのスタッフまでお声掛けください。