定期検診に通っていても虫歯が見つかる?

今までずっと定期検診に通っていたのに虫歯が見つかるんです、と相談を受けることがあります。

 

定期検診を受けても虫歯になるのは理由があります。

それは「定期検診が虫歯を防ぐ訳ではない」ということです。

 

確かに定期的な歯科受診はとても重要ですが、

3ヶ月に1度だとしても年間365日のうちの4日、

99%は患者さん自身がお手入れしています。

もし、お手入れ方法や生活習慣に偏りやクセがあったりするとそれが悪化や、虫歯等の発生に繋がります。

 

定期検診は、車で例えると車検です。

車検を通していても、日々の安全運転が出来ていなかったら事故や故障に繋がります。

 

つまり、日々の生活習慣での、食生活や歯磨きについて悪い癖や偏りがある場合

それを軌道修正するのが歯科衛生士が行うメインテナンスの役割です。

単純に定期的にクリーニングだけ受けたり、虫歯が無いかどうかを確認するだけではありません。

そしてメインテナンスがしっかりと行われていれば、虫歯や歯周病にはなりにくくなります。

 

あなたが「なぜ」虫歯になりやすいか、歯周病になりやすいか、

そして「どうすればよいのか」はあなたを担当する歯科衛生士にどんどん聞いてみてください。